目次



1. はじめに

Palette UPではSpamAssassin(スパムアサシン)*と呼ばれるツールでスパムメールを検知します。

スパムフィルタはメールアカウントごとに設定が可能で、メールアカウント作成画面の「スパムフィルタ」タブで

設定変更等ができます。スパム機能を有効にしますと、初期設定ではスパムと判定されたメールは件名に

「****SPAM****」タグが付くようになっています。また、ブラックリストやホワイトリストの登録もできますので

本QAをご参照の上、スパムメール対策を行ってください。 

※すべてのスパムメールの検知を保証するものではありません。


2. スパムフィルタの設定画面を表示する


1.

コントロールパネルにログインします。

ログインURL:https://server01.palette-up.jp:8443/login_up.php


2.

ログイン後、「メール」をクリックします。


3.

スパムフィルタの設定をされるメールアドレスをクリックします。


4.

「スパムフィルタ」をクリックしますと、設定画面が表示されます。


3. スパムフィルタの有効化について

スパムフィルタの有効・無効は下記で設定ができます。

※初期設定では有効になっています。


1.

「スパムフィルタ」をクリックします。

 

2.

下記設定後、「適用する」「OK」をクリックします。


・このメールアドレスに対してスパムフィルタをオンする:チェックを入れます 


[スパムとして分類されたメッセージに対する処理]:下記からいずれかを選択します 

・スパムメッセージの件名に指定テキストを追加する

  ⇒スパムと判定されたメールの件名にタグを追加して配送します

  初期設定では「***SPAM***」が設定されていますが、変更できます

・スパムメッセージをすべて削除する

  ⇒スパムと判定されたメールはサーバで削除します。

   ※この設定をされますとスパムと誤判定したメールも削除されますので、十分ご注意ください。 

       こちらをご選択の場合は必ず、ホワイトリストと併用されることをおすすめいたします。

       この設定で削除されたメールは後から復元できません。

 ・スパムをスパムフォルダに移動する

    ⇒受信の設定で「POP」をご選択の場合、スパムと判定されたメールは WebメールのSPAMフォルダに移動させます。



3.

「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。


4. スパムフィルタの感度を設定する

スパムアサシンはメール受信時に以下のような様々なポイントからメールを判定し、スコア値をつけています。


 ・過去にスパムメールが送られたことがある IP アドレスを経由している

 ・本文中に過去にスパムメールで宣伝されていたことがある URL が含まれている

 ・スパムメール送信者が常⽤している⼤量メール送信ソフトの痕跡

 ・スパムメール送信者が多数いると思われる怪しい IP アドレスから送られている

 ・メールの形式が標準的でないものかどうか


スパムアサシンはメールのスコア値が、「スパムフィルタの感度」で設定した値を上回る場合にスパムメールと判定します。初期設定では、スコア値が 7 ポイント以上のメールを、スパムメールと判定するように設定されています。 このスコア値を変更することにより、お客様でスパムフィルタの感度を調整することができます。スコア値が低いほど感度は⾼くなり、スパムメールとして認識される確率が⾼くなりますが、逆にスコア値が⾼いほど感度は低くなりますのでスパムメールとして認識されにくくなります。 


1.

「スパムフィルタ」の「詳細な設定を表示」をクリックします。 


2.
「フィルタ感度」の「スパムフィルタの感度」でスコア値を設定します。


3.

「適用する」「OK」をクリックします。


4.

「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。


5. 特定のドメインやメールアドレスをホワイトリストに登録する


スパムフィルタは、前述のとおり、スパムメール検知ツールであるスパムアサシンによってスパムメールを検知します。

スパムアサシンが誤って正常なメールをスパムメールと誤検知した場合に備えて、特定のドメインや送信者からのメールを

受信許可することができます。 「3.スパムフィルタの有効化について」の[スパムとして分類されたメッセージに対する処理] で「スパムメッセージをすべて削除する」を選択しますと、スパムアサシンが誤検知した場合に必要なメールを削除する恐れがあります。頻繁にメールのやり取りを⾏う相手の方は、受信を許可するドメインまたはメー ルアドレスとして「ホワイトリスト」に登録されることをおすすめいたします。ホワイトリストには、完全なメールアドレス、またはワイ ルドカード(*)を使ったパターンで追加することができます。 

(例:*@example.com と記入すると、example.com ドメインからのメールを全て安全なメールと認識します)


1. 

「スパムフィルタ」で「詳細な設定を表示」をクリックします。 


2.

「ホワイトリスト」に受信したいメールアドレスを入⼒後、「適用する」「OK」クリックします。 


3.

「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。


6. 特定のドメインやメールアドレスをブラックリストに登録する


スパムフィルタにはブラックリストの機能があり、ブラックリストに登録したドメインまたはメールアドレスから届いたメールはスパムとして処理されます。ブラックリストには完全なメールアドレス、またはワイルドカード(*)を使 ったパターンで登録することができます。

(例:*@example.com と記入すると、example.com ドメインからのメールを全てスパムメールと認識します)


1. 

「スパムフィルタ」で「詳細な設定を表示」をクリックします。


2.

「ブラックリスト」にスパム判定させたいメールアドレスを入⼒後、「適用する」「OK」クリックします。 


3.

「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。

以上で設定は完了です。