目次
- 1. はじめに
- 2. スパムフィルタの設定画面を表示する
- 3. スパムフィルタの有効化について
- 4. スパムフィルタの感度を設定する
- 5. 特定のドメインやメールアドレスをホワイトリストに登録する
- 6. 特定のドメインやメールアドレスをブラックリストに登録する
1. はじめに
Palette UPではSpamAssassin(スパムアサシン)*と呼ばれるツールでスパムメールを検知します。
スパムフィルタはメールアカウントごとに設定が可能で、メールアカウント作成画面の「スパムフィルタ」タブで
設定変更等ができます。スパム機能を有効にしますと、初期設定ではスパムと判定されたメールは件名に
「****SPAM****」タグが付くようになっています。また、ブラックリストやホワイトリストの登録もできますので
本QAをご参照の上、スパムメール対策を行ってください。
※すべてのスパムメールの検知を保証するものではありません。
2. スパムフィルタの設定画面を表示する
1.
コントロールパネルにログインします。
■コントロールパネル(Plesk):https://palette-up.jp/login/
※ログイン情報がご不明な場合はカスタマーサポートまでお問い合わせください。
2.
ログイン後、「メール」をクリックします。
3.
スパムフィルタの設定をされるメールアドレスをクリックします。
4.
「スパムフィルタ」をクリックしますと、設定画面が表示されます。
3. スパムフィルタの有効化について
スパムフィルタの有効・無効は下記で設定ができます。
※初期設定では有効になっています。
1.
「スパムフィルタ」をクリックします。
2.
下記設定後、「適用する」「OK」をクリックします。
・このメールアドレスに対してスパムフィルタをオンする:チェックを入れます
[スパムとして分類されたメッセージに対する処理]:下記からいずれかを選択します
・スパムメッセージの件名に指定テキストを追加する
⇒スパムと判定されたメールの件名にタグを追加して配送します
初期設定では「***SPAM***」が設定されていますが、変更できます
・スパムメッセージをすべて削除する
⇒スパムと判定されたメールはサーバで削除します。
※この設定をされますとスパムと誤判定したメールも削除されますので、十分ご注意ください。
こちらをご選択の場合は必ず、ホワイトリストと併用されることをおすすめいたします。
この設定で削除されたメールは後から復元できません。
・スパムをスパムフォルダに移動する
⇒受信の設定で「POP」をご選択の場合、スパムと判定されたメールは WebメールのSPAMフォルダに移動させます。
3.
「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。
4. スパムフィルタの感度を設定する
スパムアサシンはメール受信時に以下のような様々なポイントからメールを判定し、スコア値をつけています。
・過去にスパムメールが送られたことがある IP アドレスを経由している
・本文中に過去にスパムメールで宣伝されていたことがある URL が含まれている
・スパムメール送信者が常⽤している⼤量メール送信ソフトの痕跡
・スパムメール送信者が多数いると思われる怪しい IP アドレスから送られている
・メールの形式が標準的でないものかどうか
スパムアサシンはメールのスコア値が、「スパムフィルタの感度」で設定した値を上回る場合にスパムメールと判定します。初期設定では、スコア値が 7 ポイント以上のメールを、スパムメールと判定するように設定されています。 このスコア値を変更することにより、お客様でスパムフィルタの感度を調整することができます。スコア値が低いほど感度は⾼くなり、スパムメールとして認識される確率が⾼くなりますが、逆にスコア値が⾼いほど感度は低くなりますのでスパムメールとして認識されにくくなります。
1.
「スパムフィルタ」の「詳細な設定を表示」をクリックします。
2.
「フィルタ感度」の「スパムフィルタの感度」でスコア値を設定します。
3.
「適用する」「OK」をクリックします。
4.
「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。
5. 特定のドメインやメールアドレスをホワイトリストに登録する
スパムフィルタは、前述のとおり、スパムメール検知ツールであるスパムアサシンによってスパムメールを検知します。
スパムアサシンが誤って正常なメールをスパムメールと誤検知した場合に備えて、特定のドメインや送信者からのメールを
受信許可することができます。 「3.スパムフィルタの有効化について」の[スパムとして分類されたメッセージに対する処理] で「スパムメッセージをすべて削除する」を選択しますと、スパムアサシンが誤検知した場合に必要なメールを削除する恐れがあります。頻繁にメールのやり取りを⾏う相手の方は、受信を許可するドメインまたはメー ルアドレスとして「ホワイトリスト」に登録されることをおすすめいたします。ホワイトリストには、完全なメールアドレス、またはワイ ルドカード(*)を使ったパターンで追加することができます。
(例:*@example.com と記入すると、example.com ドメインからのメールを全て安全なメールと認識します)
1.
「スパムフィルタ」で「詳細な設定を表示」をクリックします。
2.
「ホワイトリスト」に受信したいメールアドレスを入⼒後、「適用する」「OK」クリックします。
3.
「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。
6. 特定のドメインやメールアドレスをブラックリストに登録する
スパムフィルタにはブラックリストの機能があり、ブラックリストに登録したドメインまたはメールアドレスから届いたメールはスパムとして処理されます。ブラックリストには完全なメールアドレス、またはワイルドカード(*)を使 ったパターンで登録することができます。
(例:*@example.com と記入すると、example.com ドメインからのメールを全てスパムメールと認識します)
1.
「スパムフィルタ」で「詳細な設定を表示」をクリックします。
2.
「ブラックリスト」にスパム判定させたいメールアドレスを入⼒後、「適用する」「OK」クリックします。
3.
「設定が保存されました。」のメッセージが表示されましたら、設定完了です。
以上で設定は完了です。