使わなくなったドメインを「廃止(非更新)」すると、一定期間が経過した後は誰でも取得できる状態に戻ります。その際、過去に運用されていたドメインを第三者が狙って取得し、悪用するケース(ドロップキャッチ)が発生しています。
ドロップキャッチとは?
第三者がインターネット上に残された過去のアクセス情報や評価を狙い、失効したドメインを即座に再取得する手法のことです。
【JPドメインのライフサイクル】
ドメイン廃止後に悪用される理由
例えば、キャンペーンサイト等の運用が終了し、ページ自体を閉鎖した場合でも、検索結果や訪問者のブラウザ履歴、外部サイトのリンクには過去の情報が残り続けます。使わなくなったドメインであっても、そこには長年蓄積された様々なデータが存在しています。
- 他のウェブサイトからの被リンク
- 検索エンジン上のインデックス(検索結果表示)
- 訪問者のブックマーク(お気に入り登録)
- 過去に運用していたメールアドレス情報
具体的な悪用トラブル例
● メールアドレスの悪用(SNSアカウントの乗っ取り)
過去に使われていたメールアドレスと同じ文字列を第三者が作成し、そのアドレスを使ってSNSや各種Webサービスのパスワードリセットを実行し、アカウントを乗っ取ります。
● 偽ホームページ(フィッシングサイト)の構築
同じドメインで偽のWebサイトを作成し、ブックマークや検索結果からアクセスしてきた元のお客様を騙して、個人情報や決済情報を盗み取ります。
■ ドメイン廃止(解約)をされる前のチェックリスト
「ドロップキャッチ」による被害を完全に防ぐにはドメインを保持・更新し続けることが最も確実ですが、やむを得ず廃止される場合は、事前に以下の対策を行ってください。
- メールやホームページで利用していたドメインは、事前にサービス終了の告知を行う
- SNSや外部サービスに登録しているメールアドレスを変更・削除しておく
- 廃止前に「サービス終了のお知らせ」ページを一定期間掲載しておく
一度、第三者に取得されてしまうと、ドメインを取り戻すのは難しく、企業やサービスの信頼に関わる悪用をされてしまうリスクがございます。
ドメインの廃止をご検討の際は、今後のリスクや運用状況を十分にご確認の上でお手続きいただくか、安全のためドメインの継続保持をご検討いただくことをおすすめいたします。
■ お問い合わせ
株式会社ディーネット カスタマーサポート
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